しなやかな縮毛矯正 をするには

しなやかな縮毛矯正 をするにはどうしたらよいか?くせ毛の方はみんな同じことを考えているはずです。

パキパキのストレートは嫌だ

という方がほとんどですが(もちろんパキパキにしてくださいなんて言ってはいないようですが )縮毛矯正のメニューで新規ご予約頂いた100%のお客様がパキパキの縮毛矯正をかけた状態でご来店されます。

どうして固い質感の縮毛矯正になってしまうのでしょうか?

髪のくせをしっかりのばそうとする時まずは毛髪内部の化学的操作を薬剤でします。長く薬剤にひたしすぎてしまうと髪はしっかりアイロンで希望の形に固定しやすくなります。

もちろん固定しやすくなることはよいことではありますが

固定しやすくなる=髪が固くなる

と考えてしまってよいでしょう。

しなやかな縮毛矯正

には髪を過剰に縮毛矯正薬剤に浸さないで「GOODタイミング」で洗い流すという操作が重要になってきます。

「GOODタイミング」この部分は我々にお任せするしかありません。

ちょうどよい質感に仕上げられる状態に薬剤操作でなった後で

アイロンでまっすぐにくせを伸ばしていく作業に移ります。

この時の操作も繊細でアイロンの引っ張るテンションや温度、圧で大きく変わります。これは2番目に重要なポイントです。

これも担当者の技術によるものになります。

こういった流れで髪をしなやかに作り上げることは美容師にとってとても簡単です。

しかしこういった簡単なことが操作できない髪。もしくは操作できる部分が過去の履歴によってできなくなっている髪があります。

・すでにパキパキに縮毛矯正がかかってしまっている髪>>

これはもう治りません。

新しく根元から生えてくる毛はしなやかに作り上げることができます。

・強めのオイル系トリートメントを繰り返し使用している髪>>

オイルがまだしっかり内部まで浸透していない髪でしたら数週間オイル系のものを使用しなければよいのですがしっかり内部定着しているとくせを全く伸ばすことができません。

・温度が60度以上のアイロンを使用したトリートメントをしたり例がある髪>>

これは薬剤に縮毛矯正に似た薬剤が含まれます。これにより髪の内部が変性し縮毛矯正がかからなくなってしまいます。

・日々アイロンをしている髪>>

皆さん平均180度でアイロンしているため毛髪内部がほぼ熱変性してしまい、縮毛矯正がかかりません。

などなどいろいろな理由があります。ご注意下さい。