シャンプーの選び方

< シャンプーの選び方 >

様々なシャンプー。どれを買えばいいのか迷ってしまいます。CMでよく目にしたりコンビニやドラッグストアで目にするものを選んでみても、期待した効果は出ず、ころころシャンプーを変える方も多いのではないでしょうか。

もっと自分に合うシャンプーがあるのではないか?などと思っていても、それを見つけるのはなかなか困難です。ここではまず、自分に合うシャンプー選びの最初として、シャンプーの特徴を知ることからはじめましょう。

よく代官山美容室KAZEの話で出る3種類のシャンプーの特徴

シャンプーは大きく分けて、「石けん系」、「高級アルコール系」、「アミノ酸系」の3つに分けることができます。

シャンプーの原材料に由来しているのでこれらの名前を聞いてイメージできるかもしれません。まずはこの3種類の特徴を説明していきましょう。

1、<石けん系> アルカリ性で、洗浄力が強いのが特徴ですが、余分な皮脂までとってしまう可能性があるので、乾燥肌の方は特に注意が必要です。

2、<高級アルコール系> 「高級」という名前がついていますが、これは値段の話ではなく、「炭素数が多い」という意味の言葉です。炭素数が多いと、泡立ちがよくなるため、泡立の良さと、程よい洗浄力が特徴です。

3、<アミノ酸系> これはよく美容室で使用されるものです。刺激が弱く、比較的肌に優しいものが多いですが、他の2種類と比べると、洗浄力は落ちてしまいます。

体質に合ったシャンプーを選ぶ

泡立ちの良さと、ほどほどの洗浄力ゆえに、市販のシャンプーの約9割は高級アルコール系シャンプーだといわれています。現在高級アルコール系シャンプーを使っていて、艶やかで健康な髪が持続できているようなら、それを無理に変えようとする必要はありません。多くのメーカーが採用しているだけあって、高級アルコールはやはり優秀なのです。

もし、高級アルコールシャンプーを使っている上で頭皮にトラブルが起こるようであれば、マイルドで肌にやさしい、アミノ酸シャンプーを使ってみましょう。

男性などオイリーな肌の人の場合、アミノ酸シャンプーでは頭皮の皮脂を落としきれず、毛穴が詰まって肌トラブルを起こす可能性もあります。洗い方にもよく気をつけて、しっかり皮脂を落とすことを心がけましょう。

髪の悩みに合わせてシャンプーを選ぶ

洗浄力が強く、使用方法やタイミングが難しい石けん系シャンプーですが、毎日髪の毛を洗っているのに、頭皮がべたついて、髪に元気が無い、髪が細くて薄くふんわりしないという方は、一度石けんシャンプーを使ってみるといいでしょう。油分の落ちがよく、髪にコシも出ます。

ただし、石けん系のシャンプーを使い続けると、弱酸性の髪の毛がアルカリ性に傾いてしまうため、見た目も手触りもごわごわするようになります。リンスは酸性のものを使って、中和させるようにしましょう。

アミノ酸系シャンプーは刺激が低くマイルドですが洗浄力は弱めなので、オイリー肌の方には向きませんが、乾燥肌や敏感肌の方にはお勧めです。また、パーマやカラーの持ちが悪い方は、使っているシャンプーの洗浄力が強すぎる可能性があるので、アミノ酸シャンプーに切り替えることで、パーマやカラーの持ちが良くなる場合があるのです。

このように、状況に合わせて、シャンプーを変えるということは理にかなっているため是非担当者に相談してみて下さい。