こんにちわ。
今回はパーマの還元剤について話します。
まず、パーマをかける際
『結合をきって再結合させて形を作る』
まず結合には4つの結合があり、
内3つの結合を利用し処理するのが
パーマの施術となっており
〈シスチン結合〉
〈水素結合〉
〈イオン結合〉
が切断、再結合し形になります。
パーマ剤大体は2浴式となっており
還元剤の1剤
酸化剤の2剤
と分けれらています。
1剤の還元剤でシスチン結合を外し
2剤の酸化剤で再結合させます。
…イオン結合、水素結合は
pH値を戻す過程、髪を乾かす過程で各々再結合します。
どれだけ強いパーマ剤でも、
切れる結合は全体の20%くらいと言われています。
さて、本題の還元剤の種類ですが
〈チオグリコール酸〉…しっかりかかるが硬さが出る
〈システアミン〉…柔らかい均一なカールがかかる
〈システイン〉…還元力が弱い、弾力が出る
〈チオグリセリン〉…硬い質感、健康には不向き
〈サルファイト〉…高アルカリなためダメージがある
〈スピエラ〉…酸性、独特な手触りとツヤが出る。
〈GMT〉…酸性、質感はチオグリコール酸に近い。
還元剤でも結構種類がありますね。
メーカーさんによってこれらを混ぜて
作っているので、
数は計り知れないです。笑
とこのように数が計り知れないくらいあり、
質感もダメージも薬剤によって全く変わって来ます。
パーマは〈セットが楽になる!〉とゆうイメージがあるかもしれませんが、
そのためには
どんな髪質でどんな風にかけたいかなど
あらゆる『情報』が必要です。
完璧な質感を出すためには
完全に美容師さん任せにするのはリスクがあるかも知れませんね。笑
ではまた、次回!