アッシュカラーで色は暗くなるのか
カラーは髪の色のベースの明るさや色味に対して変化します。
アッシュ系は青系です。青といっても髪は青くなりません。
茶色の画用紙に青いフィルムを載せてもブラウンのままであるように、髪が白まで脱色していなければ色味としては発色しません。
髪色がくすんだようになるだけです。そのためアッシュという名前になっています。
ベースの髪が10~13トーンぐらいですときれいなアッシュになります。 6~9トーンではブラウン寄りになります。
暗いベースの髪の毛であれば アッシュを濃く入れなければ発色しずらいということになります。
色を濃く入れると彩度が下がるので髪は暗く見えます。しかしブラウンで暗く染めると透け感がないのに対して、アッシュですと透け感が残ります。
後染めのデニムが最初は濃い青に入れていますが毎日洗濯しているとすぐに薄い水色になってきてしまいますね。薄い水色の後染めデニムはあっという間に白っぽくなってしまいます。
このような例はヘアカラーに似ています。
A,色味を濃く入れて色持ちをよくして最初は暗いが落ちていく様を楽しむ方
B,暗くしたくないので薄く入れるがすぐ色落ちしてしまう方
ABの方がいらっしゃいます。
Bを選ぶ方は髪色が11~13トーンで色が落ちても明るいので暗い毛にありがちな赤みが少ないためきれいな色であることが多いです。
しょっちゅうヘアカラーをしているような「ヘアカラー達人のお客様たち」はほぼこのようなルールのもと施術方法を選んでいます。
アッシュカラーで色は暗くなるのか
よく聞かれるので書いてみました。