ヘアカラーで 髪の赤味を無くす 方法は色々あります。赤味がどうしても残ってしまい満足いかない方多いですね。
髪にはメラニン色素が存在し色を明るくするとそれが赤味となりしつこく残ってしまいます。
それをきれいになくすにはブリーチをしてしっかり赤味を除去するのが一番手っ取り早いのですが、それだと髪はハイダメージになってしまいます。生活スタイルや職種によっても明るくする限度がありますね。
そこで普通のカラーでどうやって赤味をなくすのか説明していきます。
髪の赤味を無くす
髪は 黒髪~5トーンまでの明るさでほぼ赤味は見えてこないといえるでしょう。しかし、6トーン以上から赤味として認識し始めます。ここからは赤味を消すためには補色が必要になってきます。
青色 や 緑色を赤味のある髪に加えることで赤味は打ち消されますが、赤味の度合いによって少し赤味が残りほとんどブラウンになってしまう場合もありますし、しっかり補色が入ることで彩度が下がり明度が下がって色味が分かりにくくなる場合もあります。
消したい赤味は汚く見える赤味のみ
髪の赤味は色を6トーン以上抜けばわかりやすく目に見えてきます。しかしすべての人の赤味が汚い赤味というわけではありません。
誰でもよく見かけるカラーして時間が経過した後出てくる赤味あれは誰もが経験していて誰もが簡単にできてしまう(いわゆる茶髪や赤毛)色なので最先端に感じることのできない色なだけなんです。
人によっては同じカラーでも 汚い赤味が出てきてしまう人と、かわいい赤味が出てくる方がいます。
もともと持っている赤味の種類や髪質によってムラに色が抜けてしまい汚く見えてしまう方や、きれいにぬけてかわいい質感に見える方がいるんですね。
髪のベースが明るければ明るいほど美しく赤味を抑えることができる
髪の色を明るく抜けば抜くほどメラニンが漂白されて赤味が薄くなっていきます。
そこに色味を加えるとより理想的な発色をします。
黒い画用紙に青いフィルムをのせても黒く見えてしまい、黄色や白い画用紙に色味のついたフィルムをのせるとより色味が見えてくるここと同じです。
意外と希望の色はベースがとても明るい場合もあるかもです。
相談の仕方
赤味を消すには上記で述べたようなルールがあります。
そのルール内では希望の処理はできますがそのルール外では希望の色が出ない場合がほとんどです。
・色が抜けたら明るくしたくないけど透明感があるブルーアッシュにしたい
・ブリーチしたくないけど暗くてグレーの様な色にしたい。
などなことは不可能です。
まずは希望の髪の状態と どこまで妥協できるかの2点を担当者と相談しながらしっかりと色を選択するのが今後の髪の状態を考えると安心ですね。